プレイリーダー研修~プレイリーダーとして大切にしていること~

1月のプレイリーダー研修は、「プレイリーダーとして大切にしていること」を確認しあいました。
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【テーマ1】
社会的課題出しあう
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【テーマ2】
プレイパークでできることは何か。どんなことを意識して現場にたっているか?
こどもにとって、保護者にとって、地域にとって、社会にとって、と4つに分けてみました。

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【テーマ3】
プレイリーダーとして、最低限やらなくてはならないと思うこと。
【テーマ4】
やるためには、どうしたらいいか?
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4つのテーマで、それぞれが深く考え、仲間の考え方にも気づく機会となりました。
 
最後に、プレイリーダーを有償化させようと思った動機や世話人の思い、有償化までの道のりをコーディネーターから伝えられました。   
横浜にプレイリーダーのいるプレイパークを創りたい、と思ったのは、羽根木プレーパークのプレーリーダーとの出会い。こどもの気持ちがわかる、親でもない先生でもないこどものそのままを受け止める姿勢に感動し、プレイパーク作りに没頭。それだけプレーリーダーの存在は影響大ということだと確認しました。
 
今後も、いい場を創るために、仲間や世話人と本音でとことん話し、自分以外の考えをも受け入れていってほしい、と理事長からの言葉でしめくりました。
 
プレイリーダーがいることで、「いいなぁ」と思うこと、プレイパークに行ったときに是非直接お話しいただけたら嬉しく思います。
もちろん、辛口ご意見もお待ちしております!

プレイリーダー研修~アサーティブを学ぶ~

神奈川区地域子育て支援拠点かなーちえから年間を通して神奈川区内3カ所のプレイパークに「情報や相談の出前」に行っていることもあって、かなーちえを会場にし、塚原施設長からアサーティブを学びました。
ひろばに来ている皆さんに、プレイパークやプレイリーダーを知ってもらういい機会になりました。
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プレイリーダーは日頃から、こどもや親、地域の人、世話人、行政や企業の人たちと関わることが多いので、コミュニケーションの仕方を学ぶ学習となりました。

アサーティブとは、こじれない人間関係のレッスン。
相手を責め自分を責める。人格やコミュニケーションスキルを責めていても相手は変わらない。変われるのは自分だけ。自己信頼が大切だという考えです。

そのためには、まず自分の感情を手にとって眺めてみよう、と感情のワークショップが行われました。
「うれしい」「寂しい」「悲しい」「楽しい」「緊張」「疲れ」等、感情の書いてあるカードを1枚引きます。引いたカードの気持ちになる時はどんな状況になっているか、話して、皆にあててもらうというゲームです。そして、その感情の意味を解説してもらいました。
自分の気持ちに率直に向き合うことで、人はそれぞれ尊いんだということに気づいていくそうです。
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その後、4つのコミュニケーションステップを学びました。
①切れるステップ ギャオス
②ためるステップ おどおどくん
③こもるステップ むっつりくん
④相手の気持ちに率直に伝えるアサーティブくん
さあ、自分はどのステップを使っているだろうか?

そして、最後に 気持ちを伝えるDESC法を学びました。
D 描写 客観的な事実を共有
E 感情 その時の感情
S 提案 相手の立場も考える
C 選択肢 いいか悪いか相手に考えてもらう

こんなにスマートにコミュニケーションがとれたら素敵ですね
自分が変わると人も変わってきて、気持ちのいいコミュニケーション。いい関係に変化していきます。
ますます、人と関わるのが楽しくなってきますね。
なかなか難しいですが、今回の話を聞いてプレイリーダーたちも様々な気づきがあったようです。

プレイパークにおいて必要な場面は多いと思います。特に何かやりたいことの提案があり、それがそのままでは実現が難しい場合にアサーティブなコミュニケーションが有効だと思いました。
・プレイパークでの日常的な子どもや青年たちとの会話に、アサーティブの精神を取り入れていきたい
自分の感情をしっかり伝えつつ、相手の意見もしっかり聞く。相手の気持ちも自分の気持ちも大切にする。
・4つのステップを知った事で、ああ、自分の気持ちは本当はこうなんだな〜、本当はこうしたい(相手にこうして欲しい)という気持ちが無意識に出てるんだなと、振り返るいい機会になりました。それは、まさしく相手にも当てはまる事なので、現場に限らず、実生活の中でも、相手とのより良い関係を築くために使えると思います。







リスクマネージメント研修

環境創造局とプレイリーダー、各プレイパークの世話人が集まり、
毎年リスクマネージメントの研修をしています。
今年は保土ヶ谷公園で行いました✨

本日は
まずはロープ遊具設置の研修
ハンモック、ハイジブランコ、ターザンブランコの設置です。
プレイリーダーに教わりながら、世話人もできるようになろう、とやってみました。イメージ 1
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なかなかロープが木に引っ掛かりりませイメージ 3
自分で張ったブランコに乗れるのは、なんて楽しいんでしょう🎵

プレイリーダーが設置した時の注意事項を教えてくれます。さすが‼

設置して少し遊んだ後は、ロープ遊具から落下したことを想定した事故のロールプレイ。
落下して大泣きしている3歳児。参加者は、プレイリーダー、世話人、周りの大人、
こどもの役をして、どう対応するか 動いたあと、みなで振りかえってみました。
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こどもの役をして、どう対応す 

こうやって動いてみると、いろいろと反省点が見えてきます。
万が一のことがおこったときに、スムーズに動けるように、練習をしています。イメージ 5

子どもたちのワクワクドキドキを見守りつつ、大きな怪我に繋がらないように、
そして怪我があったときの対応を、日頃から意識できるよう、
YPCネットワークは研修を続けていきます‼

西区浅間台みはらし公園一日プレイパーク

横浜のプレイパーク、西区が立ち上がると18区そろいます
4年前に2年間、岡野公園でYPCが開催していましたが、なかなか地域で立ち上げることは難しく断念しました。が、なんとその頃に来ていたお母さんが仲間を誘って、西区に立ち上げたいとの依頼があり今回一日プレイパークを開催しました。
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9月3日(日)少し曇ってはいたものの、お天気にも恵まれ、気持ちのよい気候。メンバーみんなの周知により、たくさんの人たちが遊びに来てくださいました。

みはらし公園という名の通り、ランドマークが見え絶景です。地面は草がたくさん生えていて、裸足で駆け回る子も!
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ブランコや
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水遊び
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草花の色水遊び
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斜面をごろごろ
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みんなで綱引き
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いろんな遊びが広がっていました。そして、ここでパレイパークをやることを望んでいる声をたくさん聞くことができました。

近くのケアプラザの職員さんや子育て支援をしている方、地域の方のご協力もありました。
西区のメンバーはみな子育て中です。皆さんに協力をしていただきながら、続けていきたい、という気持ちでいます。
是非!応援してくださいね

次回は12月3日です
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お楽しみに

プレイリーダー会&研修

YPCの頼れるプレイリーダーたち。
(プレイリーダー紹介はコチラ

子どもの遊びを引き出してしてあげたり
大きな事故が起きないように見守っていたりと、
常に子どもの気持ちに寄り添いながら遊びを広げていく
プレイパークにとってなくてはならない存在です。
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そんな彼らですが、毎月1回プレイリーダー会&研修を行っています。

日ごろは横浜各地のプレイパークでそれぞれ別々に活動していますが、
この日は一堂に会して一日打合せです。

6/16(金)は怪我や事故への対策について話し合いました。

普段は笑顔いっぱい思いっきり遊んでくれる面白いお兄さんお姉さんリーダーですが
この日の表情は真剣そのもの!
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自然の中での冒険遊び。
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子どもたちの自由な遊びが、大きな事故に繋がらないよう、
細心の注意をはらい、遊び場の環境設定をする
高度な知識と技術、
また万一事故が起きてしまった時に備えて
迅速で適切な対応力が必要とされます。

それを彼らは机上のマニュアルだけに頼らず、
各プレイリーダーが現場での経験の結晶を
生きたノウハウとして全員で共有して蓄積しています。

例えば「ロープを使ったブランコ」という遊具一つとっても
開催場所・設置する位置・天候・来園者の年齢層など
考慮すべき点は様々な条件によって異なるので、
実は彼らには日々大変高度なことが要求されているのです。

子どもたちの遊びのプロである彼らが
日々積み重ねている経験にもとづくノウハウは
YPCネットワークの最大の財産です。

プレイパークに子どもたちの笑い声が響き渡っているいつもの光景は
プレイリーダーたちの見えない頑張りによって支えられているんですね。

以上、今日はプレイパークの裏側
「プレイリーダー研修・プレイリーダー会」の様子をお届けしました!

こどもみらいフェスティバル2017 レポ

6/10(土)、6/11(日)センター北駅前芝生広場で行われた

2日目の6/11(日)に遊びに行ってきたのでその様子をお届けします!

「こどもみらいフェスティバル」はこどものこと、
子育て・子育ちのこと、そして、こどもの未来(地球~自然)を考えるイベントです。

主催は、こどもみらいフェスティバル実行委員会。

「子どもが主役の子育て」「もっと自由に外遊び」を2大コンセプトに、
「Free Children!」 「No Play No Life」 「Let’s Play Together」 
をメッセージに掲げ2014年から開催し、今年は4年目。

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毎年出張プレイパークとして「都筑冒険遊び場 まんまるプレイパーク(以下まんまるPP)」が
中心となってセンター北広場を盛り上げてくれています。

そして広場を作ってくれたチームのメンバーは、まんまるPPだけでなく、
思いを同じくして集まってくれた仲間たち。

メンバーは主にまんまるPPの他、三保ねんじゅ坂PP鯛ヶ崎公園PP
プレイパークの世話人さんたちとのこと。
そしてりんごの木の保護者、一時預かり保育室・もあな保育園関係者がさらに加わってくださり、
両日合わせて60名近い方のお手伝いをいただいて作り上げたそうです。

先日無事大盛況のうちに幕を閉じた里山ガーデンで連日大忙しだった三保のみなさんは
何とこのイベントも立ち上げの段階から参加されたそうです!すごい!!

遊びの内容は「竹タワー・竹切り・粘土・竹ぽっくりコース・竹積み・竹シーソー・ひもクジ
・昔遊び・ベーゴマ」などなど。

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通常と異なり制約のある環境の中でいかに禁止事項を無くして
プレイパークらしくのびのびと遊べるかを工夫しています。
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そしてプレイリーダーはこの3人!左からかい・ふじやん・はんす。
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私の息子に突撃撮影させたら、なぜか3人ともガッツリ変顔(笑)

3人の名誉のため、普段の写真も載せておきます!!
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さわやかなお兄さんお姉さんなので、みなさん安心して遊びに来てください

手作りおもちゃが当たるひもくじコーナー。子どもたちに大人気!
景品は、鯛ヶ崎の山口さんのご協力のもと
みんなで鯛ヶ崎公園PPやりんごの木のカフェに集まって作ったそうです。
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青葉区冒険遊び場づくりの会(しらとり台・あざみ野・新石川PP)が
田奈ベーゴマ倶楽部を招いて下さり、
初めての子から歴戦のツワモノ・子どもから大人まで
みんなが楽しめる本格的なベーゴマコーナーを開催。

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また、子どもたちに終日大人気だった会場のシンボル的な存在「竹タワー」
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実行委員会のパパたちが協力して中川八幡山公園愛護会の方のレクチャーのもと
竹を切り出すところから行っています。その数なんと50本!

こどもたちが切り出した竹の笹の処理を担当したり
ママ達が遊んでけがをしないように切り口を丁寧にやすりで削るなど
プレイリーダー達が会場に設置する前に準備を万端に整えておいてくれました。

設置を担当してくれたプレイリーダーの一人であるはんすも
「色んな人が手伝ってくれて材料の準備が完璧だったので、今年は去年よりパワーアップして
ブランコあり・ハンモックあり・すべり台ありの竹タワーをつくることができました!!」とコメント。

まさに、このフェスティバルで掲げている「フェスティバルとはみんなで創り上げるもの」を体現しています。

最後にまんまるPP代表の西田さんにお話を伺いました。

「保育関連団体や地域の団体など様々なグループが集まって
自由参加型の実行委員会を立ち上げて運営していますが、
今年は特に団体の垣根を越えて『これならできるよ!』と言って
自然と集まってくれた人たちと繋がり、
それぞれができること・得意なことを持ち寄ってこのイベントを作り上げてきました。

私は、イベントに向かう過程のなかで三保や鯛が崎の世話人さんと親しくなれることが
何よりうれしく、このフェスを楽しんでいます。
プレイリーダーの皆さん、新石川やしらとり台の皆さん、ベーゴマのみなさん、
そして、遊びに来てくださった皆様 本当にありがとうございました。
皆様のおかげセンター北広場が、こんなにすばらしい空間になりました

と、とびきりの笑顔でお話してくださいました。
写真左側が西田さん。
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暑い日が続いた5~6月、通常のプレイパークを運営しながらのフェスの準備は
忙しくて大変なこともあったはずなのに、それを全く感じさせないスタッフの皆さんのとびきりの笑顔が
とても印象的でした。
運営する人たちの「ハッピーなエネルギー」が会場やその周りの雰囲気をとても活気あるものにしていて「何だか楽しそう!!」と通りかかった人も思わず足を止めてしまうほど。

普段はセンター北駅前の港北ニュータウンらしいオシャレな広場といった雰囲気ですが、
人が集まればこんなに空気が変わって空間が活性化するのかとびっくりします。

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(画像は公式サイトよりお借りしました)

また、子どもたちが「やってみたい!」と目を輝かせて初めてのことに果敢にチャレンジする姿や
遊びを通じてその場にいる見知らぬ人たちと関わって自由にのびのびと遊ぶ様子をとてもうれしそうに見守り、
自分も子どもに負けじと夢中になって遊びに加わったり、隣にいる人とおしゃべりしたりする大人たち
どの人もとても幸せ笑顔で、子どもたちだけでなく、その子たち育てる大人たちも一緒に元気にしてくれるフェスティバルなんですね。
大人が元気だと子どもも自然と健やかに育つ…
そんな大切なことを思い出させてくれた一日でした。

まんまるPPの皆さんをはじめ関係者のみなさん、本当にお疲れ様でした!


出張プレイパークはこどもみらいフェスティバル第一弾ということで
6/10(土)と6/111(日)の2日間で行われました。

続いて6/17(土)に都筑公会堂(センター南)にて第二弾「HAPPY FAMILY」が行われます。

子育て子育ち支援のための講演会・コンサート(※コンサートは完売)
柴田 愛子 先生 講演会(絵本作家/保育者/りんごの木子どもクラブ代表)
6/17(土)  開場10:00 開演10:30
『ママがホッとする子育てアドバイス
入場無料:申込み制・先着順・入場券(無料チケット)が必要

講演会はチケット制となっていますので、ご来場ご希望の方は
こどもみらいフェスティバル実行委員会まで。

平成29年度定例総会のご報告


先週、5月19日(金)NPO法人横浜にプレイパークを創ろうネットワークの平成29年度定例総会を開催いたしましたので、以下にそのご報告をさせていただきます。

1.開催日時:平成29年5月19日(金)10~15時

2.会場:横浜市市民活動センター4階セミナールーム

3.議案の部
 1) 平成28年度 事業報告・活動計算書
 2) 平成28年度 監査報告
 3) 平成29年度 事業計画・活動予算書
 4) 定款変更の件
 5) 理事選任案
 
 以上、全会一致で承認されました。

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4.挨拶・研修の部
 1) 横浜市環境創造局 公園緑地維持課より
 2) 横浜市こども青少年局 放課後児童育成課より
 3) 横田理事による個人情報取扱研修
 4) プレイリーダーより研修報告

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 5.全体会
ワールドカフェ「語り合おう!!これからの子ども達のこれからのこと これからのプレイパークのこと」

①瀬嵐理事によるスライドショーとお話。
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②ワールドカフェ形式で7つのテーマに分かれて自由な意見交換
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<テーマ>
①私たちの夢思い
②資金作り YPC編
③資金作り 団体編
④人材育成
世話人増員大作戦
⑥YPCからどんな支援があったらいい?
⑦行政がもっと本腰入れてプレイパークを支援していくために
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私たちYPCネットワークは今年で設立11年目を迎えました。

立上げ当初からかかげている「全ての子どもたちが自由に思いきり遊べる遊び場=プレイパーク創りを推進し、遊びの大切さを多くの人にアピールしていくこと」その思いは全く変わっておらず
むしろ年々その気運は高まっています。

これからも各団体・行政それぞれの持ち味を活かしながら連携し、ネットワークを駆使して情報交換・交流を続けるため活動して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。