プレイリーダー研修「青少年の気持ちの受け止め方及び相談された時の対応」

今回の研修は、よこはま東部ユースプラザの施設長さんとユースコーディネーターさんにきていただき、プレイパークの現場で起きる出来事に具体的なアドバイスをいただきました。

東部ユースプラザとは

 

ユースプラザという施設には様々な専門職の方がいらっしゃること、様々な方と関わっていること、いろんな情報をご存知なこと、そして何より、暖かくて気持ちの熱い職員さんがいらっしゃることがわかり、とても心強いと感じました。

また、今回は、プレイパークでの様子やプレイリーダーの子どもたちに対する気持ちも知ってもらえていい機会になりました。

 

【プレイリーダーからの心に残ったキーワード】

・人から人に繋げる

・自己研鑽

・外部との連携が大事

・わからない情報をどう伝えるか

・Iメッセージで伝える

・支援者と繋がる

 

ユースのお二人からも嬉しいお言葉をいただきました。

・プレイリーダーの皆さまからプレイパークの様子や課題などをお伺いし、とても難しいお仕事をされていることを感じました。真剣に取り組まれている皆さまの姿勢や考え方が素晴らしいと思い、とても有意義で勉強になりました。

・プレイリーダーの方々が日ごろから地域で多くの見守りをされていることが伝わってきました。プレイパークの活動が多くの若者をはじめ市民を支えていることに気づきました。

 

プレイパークに遊びにくる子どもたちの中には、いろいろな状況の子どもたちがいます。しかし、プレイパークは、特に専門職がいるわけではなく、思いのある地域の人達が支えている場所です。

私たちができることは、その子の話を聞いて、その子に寄り添うこと。その子とたくさん遊ぶこと。感情を共有すること。そして、必要に応じて、繋げるべきところに繋げること。

私たち自身も、心のケアが大切だということを改めて感じました。

「いつでも相談にきてください」という施設の職員さんの言葉がとても頼もしく思いました♪

 

 

 

よこはまプレイキャラバン

YPCネットワークでは、「よこはまプレイキャラバン」というプロジェクトを開始しました。

 

キャラバンについて、先日タウンニュースの神奈川区版で取り上げてくださいました♪

シニアリーダーとして関わる高橋利道さんが、「人物風土記」にも掲載されています。

是非、ご覧ください。

https://www.townnews.co.jp/0117/2022/06/16/629683.html

横浜で遊び場づくりを推進する 髙橋 利道さん 三枚町在住 44歳 | 神奈川区 | タウンニュース (townnews.co.jp)

 

 

全体研修~リスクマネジメント~

年に1度の横浜市環境創造局の皆さんと共に学ぶ研修の日。

プレイパークは、子どものやってみたいことを大切にした遊び場。

遊んでいてケガが起きたとき、どう対応していくか、また、リスクマネジメントとはなにか、等を各団体の運営者とプレイリーダーが参加し、学ぶ時間でした。

本日の講師は、フリーランスプレイリーダー、プレイコミュニティワーカーの高橋利道さんです。現在、横浜に創ろうネットワークでもプレイリーダーとして現場にたっています。

場所は片倉うさぎ山プレイパーク。

 

最初に講師から質問が出されました。

「プレイパークで事故や怪我が“全く起きない”ようにするにはどうしたらいい?」

「“全く起きない”ような場づくりや関わり方をしたら、子どもの遊びは、また、子どもの育ちはどうなると思いますか?」

「子どもは遊びの中で積極的にけがをした方がいいと思いますか?」

 

事故や怪我は起きないに越したことはないと思いますが、子どもは遊びの中で冒険や挑戦をしながら成長していきます。逆にいうと、事故や怪我をゼロにしようとするために全く危険をなくしてしまうと、冒険や挑戦の機会もなくなり、成長の機会もなくなってしまうことになります。

 

子どもの権利条約国土交通省都市公園における遊具の安全基準に関する指針なども引き合いに出しながら、子どもにとって遊びがなぜ大事なのか、また遊びにおいて危険はついて回ること、だからこそ適切に危険を管理すること(リスクマネジメント)が必要であることが示されました。

 

また、「危険」は英語だと5つも単語があり、「危険」でも意味合いが異なる、特に「リスク」と「ハザード」の違いを理解しておくこと。リスクマネジメントを行うときには、リスクだけでなく、得られる便益(ベネフィット。遊びの場合は多くは成長の糧だと考えられます)も合わせて考えることを学びました。

後半は、リスクマネジメントの中でも、実際に事故や怪我起きた際の対応(クライシスマネジメント)として、グループに分かれてロールプレイに取り組みました。

 

講師から提示された2つのシチュエーションから1つを選び、一人ずつ傷病者やプレイリーダー親などの役割を担当し、怪我や熱中症が発生した想定で実際と同じように対応にあたりました。

熱中症?症状はどの程度?どうする?体を冷やす?救急車を呼ぶ?等の動きをロールプレイ。

一通りの対応が終わったあとは、自分たちがどのような行動をとったかを振り返ります。

また、合わせて、その時々でどのような感情をいだいていたかも書き出します。

その後全員で共有

それぞれのグループが説明

同じシチュエーションで対応をしても、グループによってやっていることやっていないことが出てきます。それらを共有することで、足りなかった対応や余計だった(省いてもよかった)対応があること気づけました。

また、それぞれの立場になってプレイしてみると、いろんな気持ちに気づきます。その気持ちを共有し、シミュレーションしておくと、万が一の対応に少しは慌てずに対応できるのではないでしょうか。臨機応変の対応が必要なので、日ごろからのコミュニケーションが大事だと改めて感じました。

 

《参加者の感想》一部抜粋

・プレイパークを開いている世話人とそこで場を広げるPLと同じ研修を受けて同じ意識を持つことの大切さがよく分かった。

今日来られなかった世話人にも伝えていき、共通認識を広げていきたい。

・ロールプレイングでは、けが人役をやっていたことで、落ち着いて状況を見ることができて、ためになりました。周りの動きを客観的に見る感じで、あれこれ考え何が不足しているかも気づけたと思います。

事故後はけが人だけではなく、関係者やそれぞれの保護者、周辺にいた人たち、場内にいるすべての人への配慮等改めて考えさせられました。

・リスクをどうとらえるのか、ベネフィット(利益)がどのくらいのものなのか評価基準を持つことを今後の課題として勉強できればと思う。

 

子どもたちが、のびのびと遊べる、挑戦したくなる、安心して失敗できる。大きな怪我をしないように危険回避できる力をつけて欲しいと思って運営しているのがプレイパーク。遊びに来られる皆さんとともに、子どもの気づかない危険を取り除きながら、子どものやってみたいことができる環境を創っていきたいと思います。

 

 

 

 

ぐみょうじプレイパーク訪問記

5/22(日)京浜急行弘明寺駅に着きました。春というより初夏の暑さです。自転車置き場の奥の階段から線路を見下ろすと、京急電鉄の電車が見えました。

 階段の先にある弘明寺駅前公園の園路を歩いていると、カマキリの卵を発見しました!それから、たくさんの子どもの声のほうに行くと、ぐみょうじプレイパークの開催場所に着きました。今日のプレイリーダーはれんこんかかしです。*世話人のYさんを見つけ挨拶をすると、とても歓迎してくれました。私はお礼にさっき見つけたカマキリの卵を受け付け台に飾りました。

(*世話人=プレイパークを運営している地域のボランティア)

 

いつもの自由遊びに加えて、半年に一度のフリーマーケットが開催されていました。子ども服やおもちゃなど並べてありました。数枚のポケモンカードをゲットした子が木陰のベンチで1枚1枚真剣な表情で眺めています。向かい側のベンチでは、バルンアートのHさんがいました。子どもたちが喜んでくれるし、バルンアート練習が出来て一石二鳥だそうです。

 砂場では竹を縦に割り、節を外し雨どいのようになったもの数本を繋げて、ホースで水をちょろちょろと流しています。水路のピタゴラスイッチが出来ていました。

 

 

グランドに降りる階段の横ではウォータースライダーがつくられています。「着替えはもうないよ」と、お母さんに言われた5歳くらいの子どもが「うん」と返事しながら何度も滑り降りていました。

 

小学校の先生も授業の下見に来ていました。 あっという間に終了時間になりました。私もキャッチボールをしに来た中学1年生3人と横断幕を外し、たたみました。

最後に、世話人・プレイリーダー・ボランティアで、振り返りです。いろいろな話の場面でここでは、子どもが主役、自由に遊んで欲しい、自由な遊びが大事だ、という世話人さんたちの思いが伝わってきました。 ぐみょうじプレイパークはいろんな人を引き付けるところでした。

2022年定例総会

2022年5月20日(金)に定例総会を開催しました。

3年ぶりの対面での総会。

毎年、顔を合わせ語り合える機会ではありますが、コロナ禍であるため、午前中で終了しました。

懐かしい方や新しく代表になられた方などが集まるいい時間となりました。

 

総会では、まず理事長のあいさつ

「子ども達が安心できる場として活動していきましょう」と呼び掛けから始まりました。

全ての審議が承認された後、挨拶・研修の部として

横浜市こども青少年局放課後児童育成課・横浜市環境創造局公園緑地維持課の方々が出席してくださり、それぞれお話ししてくださいました。

その後、毎年この機会に行っている個人情報取り扱い研修。

続いて、よこはまユースさんとの連携事業「ジョンソンプロジェクト」の報告をしていただきました。

最後に、プレイリーダー紹介と

各団体から「自慢」「売り」「有名人」1分間で紹介。大いに盛り上がりました。

同じ思いをもった仲間同士が一堂に集まる貴重な日。

自分たちが行っている活動の意義を確認し、元気をもらいました。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

プレイリーダー研修~昨年度の振り返りと今年度の個別目標設定~

今年度初のプレイリーダー研修。

昨年まで常勤プレイリーダーだった"かいかい"は、自宅で造形教室を開所、"はせ"は、ある幼稚園にプレイリーダーとして採用され、二人とも新たな道のスタートをきりました。今までのプレイリーダーの経験を活かし、活躍してくれることと思います。

本日の研修内容

さて、4月は、まず昨年度の研修がどうだったか、どう現場で役立ったのかを振り返ってみました。「2月の研修どっくんからリフレクションを学んで振り返りの書き方が変わった」「6月と11月に学んだ近藤卓さん講演、自尊感情を高めるのは並ぶ関係、を意識してこどもたちに関わった」「インプットするだけでなくアウトプットするように心がけた」「学んだことを整理した」など、たくさんの学びになったということでした。

 

どっくんやめだかさんから勧められたプレイワークの本を皆で読みながら、その後自己評価してみました。

イギリスのプレイワーカーの著書。嶋村さん(めだか)訳。

基礎編「プレイワークの評価表」

皆で読み合わせをしていきました。

プレイワーカーが用意できる体験の分類は「自然の要素を使う(火・水・空気・土)」

「自分という存在を使う」「抽象概念を使う」「感覚を使う」などが提案されています。

そして具体的な項目に「まったくない」「ときどきある」「よくある」「いつもある」にチェックしスコアを出します。

たとえば・火をつかって遊ぶ・場を変化させることができる・自由になる素材がある等

適切な関わり方の中には「子どもに任されているか」という問いが多くありました。

 

それぞれがスコアをだしながら、今年度はプレイリーダーとして何を意識していくかを考え、宣言タイム

今年度の目標🎵

最後に今年度の研修で学びたいことを出し合いました。

今年はプレイリーダーが少なく寂しいです。

月に1日間、プレイリーダーが全員がそろって学べる機会。

子どもというおもしろくてかけがえのない存在と共に過ごすプレイリーダーは語り合いを大切にしながら、学び続けています。

横浜のプレイリーダーになって働きたい方、募集中です!

子どもと関わりたい、遊びが大事、地域の活動に興味がある、コミュニティが大切、と思っている人、一緒に活動しませんか? ご連絡お待ちしてます💛

 

プレイリーダー研修~危険とつきあう力をつける~

本日の研修は、大垣内弘美さん通称かきが講師。

世田谷でプレイワーカーの経験があり、現在、世田谷ボランティア協会の職員をされています。

今回は、危険とつきあう力を育てる、という視点でお話いただきました。

コロナ禍での課題は、コミュニケーション不和

命の問題を目の前に価値観が衝突。コロナ禍で遊び場を開ける覚悟と共通認識が大切だということ。そのためには仲間と腹をわって、たくさん話してコミュニケーションをたくさん取らないとなりません。

まずは自分の気持ちの動きや考えを大切にしよう。自分の心の内側に目を向けよう。

仲間だからこそ気持ちが緩まる。

緊張を放ち、自分の内側に宿るものに気づくいてみよう♪というところでワークが行われました。

 

そこで皆さん雑談していますか?

ワーク1 雑談タイム

3グループに分かれ、今日呼ばれたい名前とマイブーム。あ~意外と知らないあなたのマイブーム。自分のブームってなんだ?改めて考えると何だろう。コロナ禍だから生まれたマイブームもありました♪

 

次は、コロナ禍での市民活動が伝えられました

(1) 原点回帰:社会貢献活動ってなあに? そもそもボランティアって何?

     ボランティア 言葉の語源

      ・ラテン語volaが起源。 ~を欲する 喜んでする

      ・英語のwill   志す・進んでやる

    やる気×世直し×手弁当 の活動

 公共と違うところは

   ①臨機応変な取り組みができる

   ②困りごとへ自分なりにアプローチができる

そうそう、横浜にプレイパークを創ろうと思った気持ちを思い出しながら聞いていました。

(2) コロナ禍 子どもたちの挑戦!

「子どもたちがどうにかして形にする」という世田谷の事例を伺いました。

自分たちのやりたいを自ら作り出す。仲間たちに「やりたい」をシェア。病気があってもできること。高齢者にお手紙を書く。夏ボラzoomで配信など

 

ワーク2 自分の内側をシェア・・・コロナ禍で考える私のこと

 

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コロナ禍で困ったこと・気づいたこと/発見

(3) そもそも遊び場ってなんだ? 遊び場が果たす役割

遊び場づくりは支え合いのまちづくり

 子どもたちが自由に遊ぶためには大人は地域を変えなきゃ!

 日ごろから地域との連携をとることが重要。つながりを感じる地域。子どもも大人にとっても暮らしやすい街にする。

遊びとは「やってみたい!楽しそう!」と思えること。遊びは人を集め、繋ぎ、動かす。

遊びの力で人が変わりまちが変わる。

プレイリーダーはみんなの遊び心に火をつけるのが役割だ~!

①子どもの遊び環境を創出する

②自ら新しい子どもの遊びを誘発する

③遊びの輪を広げ、人と人を繋げる

④社会の中で遊びの価値を発信!

迷ったときは振り返る。

 ・子どもの力になっている?奪ってないか?

 ・よい問いを立ててみよう→ここが突破口になり人に伝える力になる

話をすることでエンパシー(他人の感情や経験を理解する能力)を感じる。

日常の場でたくさん話してみてね、とコミュニケーションの大切さを強調して講座が終了しました。その後の講師のプレイワーカー時代の生の経験の話が、プレイリーダーにとって響いていたようでした。

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気づきの種まき

東日本大震災の時もそうでしたが、コロナという得体のしれないものに遭遇したとき、プレイパークを開いていいのか?今だからやりたい、イヤ感染がこれ以上広まってらどうする?、ただただ不安、など感情や価値観の違いが浮き彫りにされました。

だからこそ話していくチャンス。

自分の団体を船にたとえ、沈まないように航海するには、積み荷が重くないか?掲げた旗(ミッション)は何か?を考えることは、組織運営するには大切な視点ですね。

何かあったときは、そのミッションを確認して皆で話し合うことが大切だということを改めて確認しました。