プレイリーダーの「けい」です。
いつの時代も、ひみつきちは子どもの憧れ。
ひと昔前と違って、大人の目の届かない場所でほんとの秘密基地を作るということは、珍しくなりましたね。
でも、今でも子どもたちは、自分のひみつきちを作ることを夢見てやみません。
1日目の朝。まずは、イメージを膨らませてもらうために、秘密基地の写真などを紹介。
青いのが僕です。こうして見ると先生っぽいですね。
ボランティアのお兄さんお姉さんも、一緒に聞いてくれています。
では、基地づくりへ!
子どもたちは、小学3~6年生。
6人ずつのグループになって、基地を作りました。
1日目は、段ボールが材料です。
あいにくの雨で、センター内での実施です。
センターがたくさんの段ボールを集めておいてくれて、子どもたちは充実の基地づくり。
その集中力たるや、すごいものでした。
どのグループも、みんなで入れる基地を作って、中でおやつも食べました。
さて、基地づくりの後は、ご飯にお風呂。
夜のプログラム「自分の旗づくり」をして、おやすみ~。
そして2日目の基地づくり。実はこの日も雨でした。
今度は、段ボールの他に、木材も使って、より高度になりました。
晴れていれば、地面を掘って柱を立てることができたのですが、室内では無理です。
柱や壁をどう自立させるかが、一番の課題でした。
「三角形の構造」をうまく取り入れていくように、アドバイスしました。
角材や枝で作った骨組みに、板やブルーシートを付けて、壁や天井を作っていました。
昨日の夜に作った旗も、飾ります。
グループごとに全然違う姿の基地ができたのが、とても印象的でした。
個性が発揮されるのって、とっても大事ですからね。
基地づくりにどっぷり漬かった2日間でした。
僕はプレイパークで、子どもたちが基地を作る様子を何年も見てきて、「秘密基地というのは、こうやって作るのか」と教わりました。
そうして子どもから教わったことを、プレイパークの外へ届けに行くというのが、今回の僕のお仕事だったと思います。
(プレイリーダー けい)