プレイリーダー研修 ~プレイパークに関わる人の想いを聴く~

2月の研修は、プレイリーダーの要望により、横浜のプレイパークを立ち上げてきた人たちの話を聞く研修でした。

 

今から30年ほど前、それぞれの地域で、「子どもたちの環境、大丈夫か」「子どもたちが遊んでない」「遊べる環境を地域に作りたい!」と思っている人たちが、学習会やあそび会を行っていました。

そして、そう思っている人たちが、繋がって、NPO法人を立ち上げました。

その頃はまだ7団体しかありませんでしたが、

2006年度「かがやけ横浜ども青少年プラン」の重点事業となり、横浜市からプレイリーダー雇用費が補助されるようになりました。

そこから、続々とプレイパークが立ち上がり、現在では25団体に。

 

市民の熱い思いが行政に伝わって、横浜にプレイリーダーのいるプレイパークが誕生!

 

長い期間をかけて立ち上げ、今でもプレイパークにかかわり続けている、その思いを改めて聞いてみたい、そして、その思いを引き継いでいきたい、ということで今回の研修になりました。

鯛ケ崎公園プレイパーク・港南台生き生きプレイパーク・片倉うさぎ山プレイパーク・そして一番若い、浅間台みはらしプレイパークの代表の話を聞いて、プレイリーダーたちが心に留まったことを紙に書いていきました。

f:id:yokohamaplaypark:20210304160413j:plain

 

それぞれ5分間の話を聞いた後、読みあいました。

f:id:yokohamaplaypark:20210304160525j:plain

同じ話を聞きながらメモをとる

読んだ後、皆でディスカッション。

同じ話を聞いてメモを読みあうと、それぞれ印象に残るところが様々だということに気づきました。

「自分が大事、と思ったところは自分の中で何か引っかかたり、普段から気になっているところなんだと思った。」「自分はひっかからないけど、他の人には大事と感じる部分があることに気づいた。」「自分の癖に気づいた」

などの話で盛り上がりました。

 

YPCネットワークでは、コーディネーターとプレイリーダーが研修を重ね、本音を出しあい、一緒に学びあっています。

今回は、プレイパークを立ち上げたメンバーの話を聞いて、お互いにモチベーションがアップするいい機会になりました。

プレイパークが制度化するまでの経緯と運営側の思いが伝えられ、プレイリーダーも改めて、プレイリーダーという仕事に誇りをもってもらえたようで嬉しく思いました💛

少しでも子どもたちが子ども時代を謳歌できる社会にしていくには、どうしたらいいのか、今後も共に考えていきたいと思います。