2019年度 リスクマネージメント研修

いよいよ夏の暑さを感じる季節になりましたね。
熱中症に気を付けて遊びましょう。

今年度も、環境創造局とともに救急法の研修を行いました。
毎年行っている「心肺蘇生法」「AEDの使い方」に加え

①竹を扱う時の注意点
熱中症の見分け方
③骨折かどうかの見分け方&応急処置
④救急通報・応急手当について

を行いました。
中消防署のお二人がきてくださりわかりやすく説明してくださいました。

①竹の取り扱い方は、環境創造局の職員の方に説明してもらいました。
竹と笹の違い、なたやナイフを使うときの注意点等、専門家の視点は勉強になります

熱中症になってしまったときは
1,  涼しいところに移動
2, 脱衣、冷却…首やわきの下、太ももの付け根を氷で冷やす
3, 水分塩分補給…おいしい塩分がいいそうです。
 のどがかわいた、機嫌が悪い、と思ったときは気を付けて
 
病院に行く目安は?
 症状として 
 【第1段階】 のどが渇く、ぼーとする…応急処置で大丈夫
 【第2段階】 頭痛・はきけ…病院へ行く
 【第3段階】 筋肉痙攣、意識なし…危険 すぐに119番へ

予防は、健康的な生活と、軽い運動を1時間ほど行い暑さに慣れておくことが大切だそうです。
プレイリーダーの皆さんはこれからの暑い中、気を付けてくださいね

③骨折
骨折は身近なもの。
発刊作用あるか、内出血していないか。へんな方向に曲がっていないか、声はだせるか?

まずは固定が大切。これ以上動かさないこと。
厚紙や本があれば丸めて固定
ここで大切なのは、本人が楽なように固定することだそうです。
イメージ 1

イメージ 2

こどもが痛がるようだったら119番
まよったら #7119

③心肺蘇生法とAEDは実際に使ってみました
3原則  「強く早く絶え間なく」

まずは見本
どちらが正しい?
イメージ 4

イメージ 3
 正解は①ですね~

イメージ 5

何度やってもドキドキします
年に1度は練習して備えておくことが大切ですね。

今回は盛りだくさんでしたが、新しい発見もあり有意義な時間でした。
このような研修を積み重ねて、プレイリーダーや世話人は現場にいます。

毎朝、「命にかかわるほどの暑さ」と報道されますが、プレイパークは意外に涼しいです。
体調に気を付け、暑い夏を楽しみましょう









総会後の全体交流会の報告

7日総会後の全体交流会の今年のテーマは
去年発足した資金獲得プロジェクトをさらに深めるもの。

NPO発足当時は7団体しかありませんでしたが、現在は25か所と増えてきました。
プレイパークが必要!!  と思っている人たちが増えてきたということで、とても嬉しいことです。
しかし、今後も継続していくためには資金が足りなくなってきたので、自助努力しようと、昨年プロジェクトを立ち上げました

・YPCフェスの実施 ・キャンプで会員を増やす ・企業との連携KSプロジェクト ・広報チーム
4つのチームが、新メンバーを加えて、昨年の反省と今年度の取り組みを話し合いました。

イメージ 1

イメージ 2

今年度、さらにプロジェクトが進み、チームワークも強くなっていくことと思います
「楽しい」という気持ちで活動していきます

今年度もプレイパークを開催できるようご支援いただければと思います

2019年度定期総会

2019年5月17日に定期総会が開催されました。来賓に横浜市こども青少年局青少年部放課後児童育成課の方と、横浜市環境創造局公園緑地部公園緑地維持課の方がいらして下さいました。

会員が一堂に会して昨年度の振り返りと今後について審議いたしました。

財政面で課題がありますが、昨年度のプレイリーダー雇用寄付金が予算額を上回り、たくさんの方から寄付金をお預かりしたことが紹介されました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

子どもたちが、思い思いに過ごすことができるプレイパークの魅力を改めて振り返り、どう継続していくのか熱い話し合いがありました。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。


イメージ 1


イメージ 2

研修報告 ~怪我への対応ロールプレイ~

今年度最後のプレイリーダー研修
今回は新人プレイリーダーや世話人も一緒に、片倉うさぎ山プレイパークにて行いました。

イメージ 5


片倉うさぎ山プレイパークは、登れる倉庫があります。階段がないので自ら登れる人しか登れません。
登っている人は、高いので用心深く遊んでいますが、万が一落ちてしまったとき!
現場にいる人たちはどう対応したらいいか。

今回はシナリオがなく役割も決めていません。
突然スタートです👏

倉庫の下で人が倒れている
見つけた人が駆け寄ります。
何人かで症状を確認。救急車を呼ぶことを判断。救急車を呼ぶ。救急隊に説明。

イメージ 2

はい、そこまで。

全員が付箋に自分は何をしたかを記入。
模造紙に貼ります。

イメージ 1


ここから振り返りをします。
「怪我した人はどうだった?」
「大人がたくさん回りにいて不安だった」
「息苦しくて辛いのにあれこれ聞かれてうーとなった。」
「救急車を呼ぶ判断は?」
「やじうまへの対応は?」

と振り返りしてる間に、段差で足を痛めた人が!
いつ怪我が起こるかわからない状況にどう対応できるか。

イメージ 4


最後の振り返りでは、たくさんの気づきが共有されました。

イメージ 3


やってみるとわかる怪我人の気持ち
怪我人の症状の把握
対応している人で誰かが司令塔になる
指示を待つのではなく「私は何をやります」と言葉でも伝えて動く
場の状況をみて縮小もあり
事後の報告のために写真を撮る
等々

最後には一人ひとり感想をシェアしてロールプレイを終了。

イメージ 6

イメージ 7


プレイパークはこどものやってみたいことを大切にしている場。自ら挑戦しながら、自分の力を知っていきます。
多少の怪我をしながら大きな怪我にならないよう力をつけていきます。
しかし、万が一大きな事故が起きたとき、速やかに対応できるよう、プレイリーダーや世話人は常に学んでいかなくては、と思っています🎵

今回は横浜ユースさんのご協力のもと、槁本ミチ子さん講師で行いました。

終了後、プレイリーダーと役員とで、暖かい春の日差しを浴びながら、意見交換を行いました。
新年度、プレイリーダーの配置現場が少し変わります。わくわく、ドキドキの気持ちをシェアしました

イメージ 8


新たな気持ちで頑張りますので、ご理解とご協力よろしくお願いします

研修報告 ~木工を学ぶ~

今月は かまやんこと鎌上さんの木工研修でした。 
まずは持ってきていただいた材料から好きなものを選んでの5分間自由工作です。 
イメージ 2

イメージ 3
 
小枝や端材、木の実など見ているとウキウキしちゃいます。あるもので作ることを条件に、頭を柔らかくして・・ 
 
完成! 
 
完成したものを皆でシェアします。
ここを工夫したよ、もっとこうしたかったなあ、など。
評価はなしで話します。みんな素敵なものができました。 
  
イメージ 1 
続いてはからくりおもちゃ。
かまやんにアドバイスをもらいながら実際に作っていきます。自分で作ることで細かいところの疑問も解決。それぞれの現場に戻ったときに実際に子どもに伝えるときにはどうしたらいいかまで考えながらの作成でした。 
 
同じものでも、それぞれ違って味わいいっぱいのおもちゃが出来上がりました。 
 
現場の木工コーナーがますます楽しくなるヒントのつまった研修でした。
 
 感想】
 ・今日はそのような『いまさら聞けない』工具の基本的な使い方を知ることができて、本当に勉強になりました。 
  ・見守ったりするだけでなく、一緒に別々のものを作っていく中でコミュニケーションを取り、お父さんお母さんも一緒に見守ったり、作ったりと盛り上がっていくのではないかと思いました。  
 ・作っていて楽しかったです。集中して工作できる環境が大事だと思いました。やりたくなる材料、道具、やりたいたいことを相談できる相手がいるのが大事だと改めて思いました。

横浜のプレイリーダー大募集!2019年度採用情報

横浜にプレイパークを創ろうネットワークでは、
子どもたちのワクワクできる気持ちやドキドキできる毎日を大切にした
思いっきり遊べるプレイパークを一緒に創っていく人材を募集します!
 
 
★募集要項★
 
1.募集人員
常勤プレイリーダー・アルバイトリーダー若干名​
 
年齢20歳以上の、心身ともに健康で、子どもと共に屋外の活動ができる人
子どもたちが、生き生きと思いきり外で遊ぶ大切さを理解し
地域の人達と共にプレイパークを創りあげていく熱意のある人
 
 
2.勤務条件及び待遇
(1)勤 務:シフト制(月2022日・年間240日程度)10時~18
(2)勤務地:横浜市内プレイパーク、研修、会議
(3)賃 金:(常勤)月額190,000円 (アルバイト)時給1,000
       社会保険雇用保険加入(常勤のみ)
       労災保険適用、交通費支給(上限2万)
       半年後から有給休暇10日付与
(4)雇用期間:201941日~2020331日まで(更新有)
(5)試用期間:3ケ月
 

3.応募手続き
(1)書類選考:履歴書(写真貼付け)
        応募動機と自己PRA4サイズ 一枚以内)を事務所へ送付
        214日(木)必着
(2)現場面接:217日(日)10時~14
   場  所:神奈川区片倉うさぎ山公園プレイパーク 
(3)採用決定:220日(水)採用通知は1221日(木)郵送
 

4.書類提出先
221-0802
横浜市神奈川区六角橋1-10-11 すぺーすろっかく内
特定非営利活動法人横浜にプレイパークを創ろうネットワーク
理事長 岡野富茂子 宛て

お問合せ ypc-office@yokohama-playpark.net


ご応募心よりお待ちしております!




「発達が気になる子ども達への理解と支援」

10月19日(金)「関内ホール」にて研修を行いました。


イメージ 1


今回の講師には、
社会福祉士精神保健福祉士でいらっしゃる
横浜市北部地域療育センターの齊藤共代さん
をお招きしました。

イメージ 2
笑顔がとっても優しい素敵な女性です♪


今回のテーマは
「発達が気になる子ども達への理解と支援」


発達に課題があるお子さんやその保護者の方が
プレイパークに遊びに来てくれた際に
スタッフとしてどのような関わり方が望まれるのかを学びたい。

現場で日々感じているそんな思いから皆で学ぶ時間を作りました。


イメージ 3


障害とは何か?
障害のある子とない子が一緒に過ごす地域のあり方とは?

現在の発達障害への考え方や正しい知識を知ることで
少数派と多数派が共存するインクルーシブな社会に向けて
私たちがどのように関わっていくべきなのかを
講座を通して皆で考えていきます。

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6


齊藤さんのお話の中で
「障害は社会が生み出すもの」という言葉がありました。

「特性がある」イコール「障害」とラベルを貼り、
多数の側から見た少数の人が持つ特性を
「普通」に均そうとすることではなく

一人一人が持つありのままの姿を認め合って
皆が「生きやすい」環境を整えていくことが
障害のあるなしに関係なくすべての人に
必要であるということを学びました。


人にはみな居場所が必要です。

その子がありのままで楽しく過ごすこと、
自然の中での自由な遊び、
そこから得られること
恩恵は計り知れません。

どんな子どもであっても、
その子の目線に立って地域の中で育んでいくことが
本当に大切。

そんなことをより実感し、
自分たちの日頃の活動の意義を再認識できた一日でした。


そして、もしお子さんのことで悩んでいるお父さんお母さんが
これを読んでいたら。

ぜひプレイパークに遊びに来てみてください。

親子で心がホッとできる空間がきっとそこにありますよ。

イメージ 7
※写真は先日のYPCフェスでの一コマ。


また、この活動に賛同していただける方がいらっしゃいましたら
ぜひお力を貸してください!

詳しい場所や開催日、応援方法などは
ぜひこちらのホームページをご覧くださいね。

YPCネットワーク公式サイト