プレイパークには欠かせない研修、リスクマネージメント研修。
今年度も、環境創造局と共催にて行いました。大きな会場を用意してくださったのでプレイリーダーだけでなく、世話人の皆さんも参加していただきました。
1部は、「コロナ再開後の活動について」と「事故事例について」
2部は講演「プレイパークで使う物品の出し方、それにより想定される怪我、予防と対処」
講師は、元YPCネットワークプレイリーダー 山尾敬さん(ケイ)です。
今年は、物品に焦点を当てたリスクマネージメント
■リスクとハザードとは
■場への物品の出し方
■開催中のハザードの発生に気づく
■場をデザインしていくPDCA サイクル
最初に、「遊びの豊かさのために」
ワーク1 あなたのプレイパークに、どんな素材や道具を用意したいか
ワーク2 道具をなくならないようにする工夫。とコロナ感染防止の方法。
を書き出し、何人かでシェア
やりたいことがあっても、その日によって人手がなかったり時間がなかったり。
用意した物品によってもリスクとハザードが生じます。
「遊びに役立つこと」と「リスクマネージメント」のジレンマ。
何に気を付けなくてはならないのか、を考えます。
リスクのある道具の例、物品から生じるハザードの例、場への物品の出し方、貸し出しの注意点、紛失を防ぐ方法、開催中に新しく発生するハザードに気づく、散乱の考え方、破損に気づく。場をデザインするPDCA サイクル
等、たくさんの事例を具体的にわかりやすく話してくださいました。
普段から、日々気にかけて現場にいるプレイリーダーたちも、あらためて確認できたことや新しい発見もあったようです。
平成27年に公園緑地維持課の皆さんと共に作成した冊子も教材
「リスク管理」と「ハザード除去」の考え方や方法をあらためて確認し、大きな事故が起きないように、「子どものやってみたいこと」ができる場を作っていきたいと思います。