YPCでは、毎月プレイリーダー研修を行っていますが、6月は全体研修と位置づけ、プレイリーダーだけでなく世話人も共に学ぶ講座としました。
テーマは「怪我の応急処置」。
消防署から救急対応の専門家をお迎えし、現場で起こりうる怪我や事故への具体的な対応方法を学びました。

講座は、落下や打撲などの外傷への基本対応「RICE(安静・冷却・固定・挙上)」から始まり、頭部を打ったとき、けいれん、胸やお腹の痛み、出血時などの応急手当を、症状ごとに分かりやすく説明していただきました。特に「たんこぶができた=安心とは限らない」といった具体例には、多くの参加者がハッとさせられた様子でした。
また、熱中症についても、ただの暑さではなく「湿度の高さ」「風の弱さ」「照り返し」「暑さに慣れていない時期」などの複合的な要因が重なることでリスクが高まること、乳幼児や持病のある方がなりやすいことなど、現場目線での注意点が共有されました。
虫刺されや動物に咬まれた場合の対応、歯が折れた際の対処(折れた歯は洗わず牛乳で保存)など、普段なかなか学ぶ機会のない内容に「初めて知った」「今後に生かしたい」との声が上がりました。会場からは「シャボン玉液が目に入ったとき」「やけど」「鼻血」などたくさんの現実的な質問があり、参加者の関心の高さがうかがえました。

後半には、三角巾を使ったワークも実施。膝や鎖骨を保護する巻き方を実際に練習し、「一度学んでも時間が経つと忘れてしまうので、定期的な復習が必要」との感想も。最後にはグループに分かれて、それぞれの気づきや現場での工夫を共有しました。


「応急処置の知識だけでなく、日頃からの備えや、他スタッフとの関係性が大切だと再確認した」「自分が慌てないことが、子どもを安心させることにもつながる」といった振り返りも印象的で、単なる知識の習得にとどまらず、日常の姿勢を見つめ直す機会になったようです。
今後も、こうした学びの場を継続し、子どもたちが安全に遊べる環境づくりに役立てていきます。