1月はプレイリーダー研修として、冒険遊び場初代プレーリーダー天野秀昭さんの講演を聞き、語りあいました。
長年プレーリーダーとしてプレーパークで子どもたちに関わっていた天野さんのお話は、何度聞いても情動が動きます。
遊びそのものの価値、外であることの意義が話され、こんなに大切なのに、なぜ認知されないのか、それは点数化できないから。
プレーパークは、子どもが自らやりたいことができる、自由に遊べる環境があることで、子どもは育ちたいように育つ。外でしか得られないもの、ベチャベチャ、ゴワゴワ、ザラザラ、チクチク、ヌルヌルなどの感覚、まさに体で「快」「不快」の感覚を覚えていく。幼児は室内だけでは到底足りないそうです。
「教育」「遊育」の違い、あぶない(A)・きたない(K)・うるさい(U)のAKUなど、天野さんオリジナルの言葉で語られました。子どもはAKUの存在で社会に嫌がられる。
しかしプレーパークでは子どもに必要な「遊ぶ」ことを保証する場であること。
遊ぶことで情動が動く→「私は私」という記憶→長期記憶へ→アイデンティティが育まれる。
①乳幼児期は生涯の礎の時期
②親は支援の対象ではなく育ちを支える同志
③第3の大人だからできること・・・
子どもを価値として評価しない、その人をその人として見る
なかなか親ではできないこと
プレイリーダーだからこそできる。子どもの本当の育ちってなんだろう。などなど
改めて深く考える機会になりました。
お話を聞いた後のプレイリーダー同士のシェアタイムではさらに深堀りし、明日からの仕事に活かせるエッセンスをたくさんいただきました。
実際プレイパークで子どもたちと関わり、毎日の振り返りだけでなく、月に1度の仲間たちとの学習は、知識を得るだけでなく、心の栄養にもなりました💛