令和3年1月の研修は、今年度の総会にお招きする予定だったTOKYO PlAY 代表理事の嶋村仁志さん。横浜のプレイパークの立ち上げの時に大変お世話になった方です。
毎年、プレイリーダーの研修に来ていただいています。
今回も、プレイリーダーは研修室に集まり、運営者はオンラインで参加していただくハイブリッド式の研修となりました。
緊急事態宣言がでたときの他都市の自治体の対応や感染予防しながらの開催のアイディアなどが紹介されました。
また、子どもの遊びに関わるために必要なこと4点があげられました。
1.自分の子ども時代を振り返り自分の中の「感覚」の軸を作る
2.自分の仕事が今の社会でどれだけ大切なのかを知る
3.どうすれば質の高い環境をつくれるのか
4.こどもと遊びについての知識や考え方を知る
ここから、ワークです。
仲間と一つの目的に到達するためには、それぞれの強みを活かしてやっていく。そのためには信頼感が必要だという事を実感できるワークです。
それぞれの強みを出し合うワークはオンラインの中でも実現することができました。
その後、自分の実践はどうやって育てていくのか、振り返りの循環、思考の4つの事象を学びました。
子どもと関わる上で必要なことはリフレクションと言われる振り返りのこと。
振り返ることで、自分の内面を見つめ、自分の実践を深めます。
深く振り返るのは実はとても難しい。自分の価値を信じ、自分の振り返りを深く探り、逃げそうな自分に向き合い、勇気を持って次への一歩を紡ぎだす。
そんな作業ができるためには人間的な成熟や訓練が必要で、ただプレイリーダーだというだけでは難しいかもしれない。
という講師の言葉が胸に突き刺さりました。
あらためて、子どもに関わる仕事は、常に学び、自分自身を高めていく意欲が必要だという事を、横浜のプレイリーダーと共に確認しました。